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大森山荘・森の工房通信 ~楽しやクリスマス

今日はクリスマス・イヴ。まずはリース。材料は、あけび蔓・カラマツの松ぼっくり等。 間伐材輪切りアートも聖なる方をイメージ(写真中央の丸いもの)。 次は師匠であるI 氏の作品(写真中央奥のはしご&右のツリー)。 そして毛糸のツリー。日本の狭い住宅なので、場所をとらず好都合なクリスマス・ツリー。   あとはケーキと鶏肉とプレゼントで・・・しまった、毎日寒くてプレゼントを買いに行ってない!

大森山荘・森の工房通信 ~手編みのセーター集

工房メンバーの手編みのセーター作品。毛糸のぬくもり、寒い冬はありがたい! これはお子様用、ではなくて大人用の袖の短いタイプ(五分袖)。 次は水色のセーターをほどいて、紺色のモヘア糸をあわせて、編み直したもの。 最後は、薄い灰色のセーター。 せっかくだから、木のハンガーをつくりましょうね!      

大森山荘・森の工房通信 ~木製の壁掛け

木のぬくもりを感じる生活を、と言っても内装を木に張り替えるのは大ごとだ。集合住宅であれば制約もある。そもそも賃貸住宅であれば自由にならない。という訳で、壁に掛ける(もしくは立てかける)タイプの木製品をつくり、玄関内にかけてみた。 丸太の輪切り絵1個ではちょっと小さいので、今回は古い木の板と丸太の輪切り絵3個を組み合わせた。狭いスペースにも合うように縦長にした。絵は洋画だが、ベースが杉の板なので和室にも合うと思う。 ところで、玄関にはもう1つ木製の壁掛け作品がある。 外形を電動糸鋸でカットしたものを、ノミで地道に彫った作品(叔父との共作。ちなみに一緒に写っている上部の小さな石膏像は叔父の作品)。 これらの作品によって、玄関はけっこう木のぬくもりが感じられるようになっている(自己満足)。

大森山荘・森の工房通信 ~甲州/秋の収穫の旅

冬の足音が聞こえてくる感じの11月中旬、甲州の親戚宅を訪れた。南アルプスは冠雪。 昨年はガマズミ酒を初体験。今年はますます充実!「果実酒きき酒セット」に遭遇。 色もよいが、味もよい! チビチビやって、夜はふける・・・飲んでばかりではありません。 親戚宅で「師匠」に木材加工方法の教えを受け、帰宅後さっそく治具つくり~木工作業。 今回つくった治具と、セットして外周加工をした木の板(毎度ですが全部廃材活用)。 サンドペーパーかけた後に絵を描いた。トラぶっていた木製サインプレートが完成! さて、昨年に引き続きガマズミ。今年も実を山で収穫してガマズミ酒を仕込んだ。 収穫・選別等を親戚宅にて協働作業。みんなで楽しい時間!2~3ケ月後の飲み頃が楽しみ。 そして今年は柿ジャムにも挑戦。砂糖・シナモンで煮て、途中でレモン汁を少々。 たくさん出来ました。ラベルは甲府から望む八ヶ岳。中身をパンにのせてパクッ。秋の味、最高! さらに、親戚からお土産にいただいたマフィンとケーキに感激。 今年も収穫の多い「甲州/秋の収穫の旅」でした。

大森山荘・森の工房通信 ~作って楽しいウェルカムボード

結婚式のウェルカムボードは、幸せを分けてもらえる気がして、作っていて楽しい。 今回の作品はアクリル絵の具で描いた。枠は木製(トリマー加工し、白っぽいステイン仕上げ)。 基本の図柄をベースに、発注者の要望を聞いて出来るだけ取り入れる。新婦の好きな動物と花を配置。外枠は式場もイメージして仕上げ方法等を決める。会場でもよい感じに見えた。 今回、外枠のコーナーは釘や木ねじを使わず、木製接合部材(チキリ)の埋め込み方式。 結婚する夫婦の絆がますます強まるのを願って、強固にガッチリ木を組んで接着。お幸せに! コーナーはこんな感じで組む。まだまだ修行不足だが、ウェルカムボードまた作りたいなあ!   

大森山荘・森の工房通信 ~木苺(きいちご)の楽しみ方

工房の木苺(きいちご)の樹に初めて実がなった(狭いので鉢植え)。真っ赤に熟して、色鮮やか。砂糖を加えて煮れば、甘酸っぱいラズベリージャムになる。 「ラズベリー」といえば、若い頃に聴いた、活きのいいバンド「Raspberries」を思い出すぜ!  Go All The Way! さて、ジャムにする前にスケッチして、秋冬向けのカード/Raspberry Series をつくった。 さて、描き終わった木苺の実をジャムにして、おやつに。 これも工房の楽しみ。甘酸っぱくて、青春の味。おいしかった(しまった!写真を撮る前に食べてしまった)。  

大森山荘・森の工房通信 ~廃材で日用雑貨をつくる

役に立たない絵ばかり描いてる!!!という辛辣な意見に答えて?・・・ 建築廃材で日用雑貨も作ってみた。 まずは木製トイレットペーパーホルダー(臭ーーい場所から失礼!)。 ペーパー交換も比較的簡単(山小屋登山隊メンバーが紙切れ時に無事、交換してました)。 次はエプロンなどを掛けるフック。お子様向け絵柄で。棒の部分は使い古しの菜箸。  古い菜箸も、捨てればゴミ、使えば資源! プラスチック製の温度・湿度計も廃材で木目調に変身。 これもゴミ削減にほんの少しだけ貢献している(はず)! 地球温暖化の防止に少しでも貢献したい、という気持ちが大切なのではないだろうか。

大森山荘・森の工房通信 ~工房の料理は燻製と焼魚

#山小屋ライフ# 大森山荘・森の工房では木工もするが、料理もする。とはいっても料理は苦手(洗い物も苦手)。 工房で作品をつくる時間も確保したい。という訳で「逃げ道」は燻製や焼魚。 まずは、燻製。スモーカーは一斗缶を改造したもの。 いつもはゆで卵(味付けしたもの)とチーズをスモークする。時々、鶏肉(茹でて味付けたもの)・ホタテ・チクワ・ウィンナーなど。たまに失敗して、美味しくない時がある(原因不明)。 次は焼魚。秋はサンマとサケ(のあら)! 炭の状態を見て、じっくり網焼き。油が落ちて、ほんのり煙の香りがついて、いい感じ。 秋、紅葉を眺めながら、焼きたてサンマを何本も食べるのは最高(もちろんビールと!)。 ただし、今年はお値段の関係でサンマの本数減(トホホ)。 (近況補足) 家族からプレゼントされたダッチオーブンでもいろいろ料理に挑戦している。これも楽しい! また別の機会に紹介させて下さい!

大森山荘・森の工房通信 ~山小屋登山隊その2 涸沢・奥穂高岳~

#山小屋登山隊# 秋深まる涸沢テント場に幕営し、奥穂高岳に登頂した。 雨の朝、上高地をテント装備を担いでスタートした山小屋登山隊(2名)。徳沢・横尾を経由して涸沢テント場(2310m)に15時過ぎに何とか到着。雨が止んだ!と思ったら、テントを張って夕食直後からまた雨。という訳で天候回復を祈りつつ、寝袋にもぐり込んだ。 翌朝、涸沢は快晴!やったー!いくぞ奥穂高岳へ! テント場を抜け、急こう配の登山道や岩を乗り越え、尾根に出ると奥穂高岳の岩壁が ドーン!岩壁のクサリ場や鉄ハシゴを慎重に登り、奥穂高岳山頂(3190m)へ。 奥穂高岳山頂の目の前には岩峰ジャンダルム。名前もすごいが、形もすごい。 涸沢岳の向こうに槍ヶ岳の穂先。 青い空、360度の大展望、空を歩いているような高度感。奥穂高岳は何回来ても、 新鮮な感動をくれる魅力ある山だ。 雪渓、紅葉、そして鋭く刻まれた岩峰たちに抱かれた涸沢テント場は心が落ち着く。 心が洗われ、満たされる感じは何回訪れても変わらない。涸沢・穂高は素晴らしい。 水もビールもうまかった! また来るよ!!

大森山荘・森の工房通信 ~間伐材・建築廃材でフレームつくり

#絵を描こう#木で作ろう# 間伐材や建築廃材で絵画用フレームをつくる。まずは建築現場で出る端材の再利用。 元々は角材。内側だけトリマー加工、外側は鉋のみ。表面仕上げは天然オイルフィニッシュ。 次は会社の応接室によくある贈呈された木製盾を再利用。糸ノコでくり抜き、フレームに早変わり。 これはトリマーいらず。表面仕上げは元々の塗装を紙やすりで少しだけ剥がした。 次は木ではなく、プラスチック製の人形用ガラスケース天板枠を再利用したもの。 これもトリマーいらず。諸事情により、お顔をお見せできない点、ご容赦下さい。 最後は間伐材の素朴なフレーム(間伐材というより枝打ちした枝)。樹皮の模様がお気に入り。 以上、捨てればゴミ、使えば資源! 少しでもCO2削減・地球温暖化防止に貢献したい!!

大森山荘・森の工房通信 ~間伐材に絵を描こう! その2~

#木で作ろう#絵を描こう# 燃やせばCO2を放出する間伐材。輪切りにして絵を描いて使えばCO2削減に寄与するだろうか。 憧れの音楽家を描いた(木の椅子に乗っているのが該当作)。 「楽団名」を隠しましたが、おわかりでしょうか。 やっぱり畏れ多くてコースターにできず、壁掛けプレートになった。  次はルネッサンスの巨匠へ敬意を表して描いた。巨匠の足元にも及ばず・・・  これも壁掛けプレートになりそうです。  (最重要ポイント)  木の輪切りは乾燥の段階で割れが入ることがあるので、割れが顔の部分にかからないように描く必要がある(上の画像参照)。特に恋人や奥さんを描く時は、将来のために細心の注意を要す!

大森山荘・森の工房通信 ~間伐材に絵を描こう! その1~

#絵を描こう#木で作ろう# 山小屋では森の木の間伐・枝打ちで手ごろな材料が手に入る。これをチェンソーや手ノコで輪切りにして最初はそのままコースターにしていた。ある日、「せっかくだから、この木の輪切りに絵を描いてみるか」ということになった。 まずは、憧れのルネッサンス様式。 コースターでは畏れ多く、壁掛けサインプレートになった。 次は憧れの女性・・・これも怖いので壁にかけて、崇めている。  間伐材だって10年前後かけて育ってきた木だ。 山にうち捨てられたり、燃やされてCO2を吐き出すより、これの方がうれしいかな。勝手にそう思っている。 

大森山荘・森の工房通信 ~古民家でコーヒータイム~

#山小屋ライフ# 今日は当山荘の湧水コーヒーでなく、ちょっと気分を変えて、伊那谷の箕輪町にある古民家を活用した「箕澤屋」さんでコーヒーをいただくことにした。普段は多目的スペースとして運営されていて、季節限定で土曜のみカフェ開店という形のところ。 という訳で土曜日に、高遠の山の中からやってきました箕輪町へ。おお、なんて立派な古民家! 入口奥に広がる広い土間。重厚感のある広い板の間には大きな囲炉裏や黒光りした柱や梁。 今回は涼しそうな土間に着席して、コーヒーをいただいた。コーヒーが美味しい! 奥には古い道具類が展示されていて、興味深かった。黒光りした階段箪笥も。 サツキちゃんが借りた電話に似てる?! 土間のひんやりした空気、木のぬくもり、がなんだか懐かしかった。昔に戻ったような、時が止まったような気もした。おかげでゆったりした良い時間を過ごせた。 詳しくは ⇒  http://misawayanohanashi.com/cafe/?side

大森山荘・森の工房通信 ~クルミの殻で作品を作ろう!~

#木で作ろう# 山荘の周りにはクルミの殻があちこちに落ちている。 よく見ると、殻が2つにパカッと割られたものと、殻が割られずに穴だけ開けられたものがある。  調べてみると、クルミの殻を2つに割るのはリス、割らずに穴をあけるのはノネズミ、とのこと。 実は食べられていて空洞状態だが、殻がたくさん転がっているので、せめてこれをを使って 工房の作品にした。 まずは「わが青春のロックンロール・アイドル」をイメージした作品。 次は、穴をあけてくれたノネズミに敬意を表した作品(ノネズミは、こんな小さくはないですが)。 実際、山荘の周囲ではリスとノネズミに時々遭遇する。動きが早くて写真が撮れないのが残念だが、かわいい姿を見せてくれる。 でも以前、ノネズミには痛い目にあわされた記憶もある(その話しは別途ご紹介したい)。