昨年末、日本酒の酒蔵を訪問した。 訪問先は山梨県北杜市にある山梨銘蔵(株)で、 「七賢」の製造元だ。 日本酒に長年お世話になっているが、酒蔵訪問は初めて。 まず酒蔵の敷地内で、杉の大きな木が屋根を突き抜けて 伸びているのが目に入った。 酒蔵の杉の木(筆者画) 大切にされてきた木らしく、幹にしめ縄がかけられ ている(突き抜けた屋根の下側)。 考えてみると、杉は日本酒と相性が良い木だ。 酒蔵の軒先にぶら下がっている杉玉は杉の葉で作られるし、 酒樽は杉材製が多い。 また、かつて日本酒の醸造に用いられた杉材製の桶は酒に 杉の香りを纏わせ、米麹づくりの容器(麹蓋)に柾目の杉 を使うと適度な通気性が保たれる、とのこと。 菌 塚 (筆者画) 次に初めてお目にかかったのが、敷地内にある「菌塚」。 石碑に菌塚という文字、その下に酵母菌・麹菌と彫られ、 隣に小さな祠と鳥居もある。 日本酒を作る重要な要素である酵母菌・麹菌への感謝の念 を感じ取れる。それにしても、酵母、麹、発酵の仕組みは 何回読み聞きしても私には十分に理解できず、不思議さが 増すばかり。どうして美味しい日本酒ができるのかを理解 できないまま、風呂上がりに一杯やることになるのが、 なんだか情けない💦
大森山荘・森の工房
主に神奈川・長野・山梨にて絵を描き木工作品をつくり、山に登り森を歩き、自然と響き合う生活を追求。