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大森山荘・森の工房 〜 木彫の牛を仕様変更

新型ウイルス禍が拡大。身近なところにも感染事例。

平時は不信心なのに、こういう時には神仏にすがる。

干支の置物として作りかけていた木彫の牛4頭を仕様変更

し、「疫病退散&無病息災仕様」にした。

仕様変更といっても、主な変更点は立札と背中の荷物。

むしろ木彫に慣れてきて綺麗に仕上がっていることの方が

大きな変化かも。また、願いを込めて作ったせいか、

姿・顔立ちの良い牛になったと思う(自我自尊)。

材料が古材なので釘穴や腐食による欠落がけっこうあるが、

それを逆に牛の造形に生かした。

例えばこれは釘の穴を牛のお尻に転用。古材の釘穴も使いようだ。

(補足)

主な材料は今回もレッドシダーの古いデッキ材、ツノは古い箸、

俵は正月に飲んだワインのコルク栓(乾燥済)、という感じで

いつも通り木質系資源の再利用。

さて! 1頭は我家の玄関で消毒液ボトルの近くに並んでもらい、

睨みをきかせてもらおうかな。



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