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2月, 2021の投稿を表示しています

大森山荘・森の工房 〜 木の板をくり抜いた看板 

 親戚の家や寺社等で木を透かし彫りにした装飾(欄間等) を観て、その精巧さ・優美さに見入ってしまうことがある。 そのレベルに到底及ばないが、木をくり抜いて彫ってみた。 図柄は小鹿と鳥。信州の山で時々出会う子鹿を思い出して 描いた。バランスとるために背中に乗せた鳥が偉そうだが、 信州の自然の雰囲気は出せたと思う。 材料は工房の方針に則り、廃材・端材利用。 本体は桐集成材、外枠は恐縮ですが南洋材。 寸法不足でツギハギ数箇所。手間を要したが、 “捨てればゴミ、使えば資源“。 ネジクギを極力減らし、木組みで強度を持た せたつもり。仕上げ後、工房の看板になる予定。

大森山荘・森の工房 〜 手編みセーターと手作り木の枝ハンガー

 濃いピンク色の幼児向け手編みセーターが出来あがってきた。 作者さんいわく、幼児の頭が通りやすいように肩部分がボタン どめの開閉タイプで、以前編んだベストをほどいて再利用した とのこと。色鮮やかなので新品の毛糸かと思った。 せっかくの新作なので、木製ハンガーをセーターに合わせて 製作した。 材料はいつもながら、剪定して乾燥させておいた樹の枝。 バラ科の木の枝だった気がしたので、何となくバラの花の 絵を入れた。花の色はセーターと同じに(アクリル絵具)。 セーターをかけると冒頭の写真の通り、枝が細いのとやや 傾斜が緩いのは自然素材なのでやむなし。

大森山荘・森の工房 〜  木製ままごとキッチン作りスタート!

 木製ままごと調理セット(昨年12月掲載)が幼児達に 結構うけたのに気をよくして、よし!キッチンも作ろう! ということになった。 一応完成。シンク・扉のヒンジ・給水栓は金属製で、 そのほかは全て手持ちの廃材などの木材でまかなえた。 「使えば資源、捨てればゴミ」の精神! 給水栓は本物を使ったが水は出ません。山荘で厳寒期に凍結 してバラバラに壊れた止水栓の部品を使った。給水パイプは 剪定した曲がった木の枝なので、中に穴は開いていない。 調理台天板は、躯体にした古いオルガン用椅子の座の部分を そのまま利用。塗装を剥がし磨いたら、木目が綺麗な集成材! 写真の木製ピーマン肉詰めや蓮根の肉挟み焼き等々は幼児達 に贈呈してしまったので、今回キッチンの天板上に並べられ ない。また作ることにしよう! さて次はキッチンの安全面・強度面等の問題点の洗い出し! 引出しや鋳物の給水栓は幼児玩具としては重すぎたかな…。

大森山荘・森の工房 〜 木彫の牛を仕様変更

新型ウイルス禍が拡大。身近なところにも感染事例。 平時は不信心なのに、こういう時には神仏にすがる。 干支の置物として作りかけていた木彫の牛4頭を仕様変更 し、「疫病退散&無病息災仕様」にした。 仕様変更といっても、主な変更点は立札と背中の荷物。 むしろ木彫に慣れてきて綺麗に仕上がっていることの方が 大きな変化かも。また、願いを込めて作ったせいか、 姿・顔立ちの良い牛になったと思う(自我自尊)。 材料が古材なので釘穴や腐食による欠落がけっこうあるが、 それを逆に牛の造形に生かした。 例えばこれは釘の穴を牛のお尻に転用。古材の釘穴も使いようだ。 (補足) 主な材料は今回もレッドシダーの古いデッキ材、ツノは古い箸、 俵は正月に飲んだワインのコルク栓(乾燥済)、という感じで いつも通り木質系資源の再利用。 さて! 1頭は我家の玄関で消毒液ボトルの近くに並んでもらい、 睨みをきかせてもらおうかな。