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大森山荘・森の工房 ~森の樹でつくる・イノシシ

年末恒例の干支の置物つくり。森の樹でイノシシをつくろう!Yeah! まずはイノシシ親子。材は白樺。親は太い枝、ウリボウは細い枝でつくった。親子で暮らすイノシシは基本的にお母さんと子供。他の母子とグループを組むこともあるという。多数のウリボウを連れて子育て大変。頑張れ、お母さん!Yeah!! 次はお父さんイノシシ。お父さんは交尾が終わると、あとはたいてい単独行動という。頑張れお父さん、どのみち最後はみんなひとりだ!Yeah! これはナンダ?(新種?)。これも材は白樺。 白樺は風景画の習作にも役立つ。白樺は信州の大森山荘のまわりにも生えている。種が上流の森から渓流に乗ってたどり着いて成長したのだろうか。いずれにせよ白樺にはいろいろとお世話になっている。今後ともヨロシク、Yeah!(Paulの公演以来、この言葉多用)。

大森山荘・森の工房 ~木彫りのきつね面

木彫りのきつね面をつくった。大森山荘周辺で数回見かけたことはあるが、警戒心が強くてちょっと近づきがたいのが、きつねのイメージ。そのイメージでつくってみた。 お面つくりは初挑戦で勝手がわからないまま、まずは厚めの木の板に下絵を描き、ノコでカットしたり、ノミで彫ったり。まあ何とかなるだろう! 彫るにしたがって、板厚の関係で高さがとれなかった鼻の低さが気になってきたが、何ともならない。苦肉の策で、同じ材木の切端を接着剤で貼り付けて鼻をかさ上げした。 だいぶ出来てきたが、うーん、何だか山犬のような・・・。 表側を彫り終えて、ヤスリをかけたところ。    裏側も何とか彫り終えた。手にマメができた。痛い。次は塗装・絵付け。大好きな楽しい作業だ。 塗装・絵付けして、初回作が完成!。この写真は、きつね→あぶらあげ→きつねうどん→大阪→通天閣・・・という連想に基づいて撮った写真。深い意味はありません。 般若や人物のお面をつくるのはいまいち気乗りしないが、動物のお面は以前から作りたいと思っていたので、次は猿のお面に挑戦予定。まずは大森山荘周辺で顔立ち良いお猿のモデルを捜すことにしよう。

大森山荘・森の工房 ~木製キーボックス

家や車などの鍵をまとめて小さなバスケットに置いているが、絡まって鍵が取りにくい時がある。「キーボックスがあるとよいかもしれないな」と思い、早速、手もちの材木で作ってみた。 まずは扉からつくる。建築端材で、白く塗装されている杉板を使う。この塗装の上からアクリル絵の具で女神たちを描いた(ミュシャ風に)。板の周囲はトリマーでエッジ加工。 次はボックス本体。これも杉材(裏板除く)。反ってしまって、どうしようかと思っていた材をカットして使った。 扉をボックス本体に取りつけて、出来上がり! 絵画作品としても見てほしい!。 鍵を掛けた。宅急便受取り用の印鑑も収納できる。あとは肝心の使い勝手がどうかだが・・・。

大森山荘・森の工房 ~ウェルカムボード シリーズ3

「ウェルカムボード・シリーズ」の3回目。地域で開催された展示会に出品したもので、画用紙にアクリル絵の具で描き、手製のフレームに収めたもの。 題材は森や山で見かける木苺や山葡萄と、妖精(のつもり)を組み合わせた。最初、妖精はおしり丸出しだったが、恥ずかしいので木苺でおしりを隠した。 フレームは毎度のことだが、廃材再利用(木製)。古い釘穴を木で埋めたが、あえてアクセントとして少し目立つ感じにしてみた。エッジはトリマー加工し、ステイン風に塗装した。

大森山荘・森の工房 ~信州・山のある風景

大森山荘のある信州。山は登って楽しく(正確には苦しくて楽しい)、眺めて楽しい。そんな信州の山を描いた。 まずは、冬の北アルプス。大町市内にて描いた。雪山には登らず、眺めて描くのみ。  次は、夏の八ヶ岳/硫黄岳山頂からの横岳・赤岳・阿弥陀岳(日帰りで1つずつ登ったり、テント泊縦走したりした思い出深い山)。 これは、晩秋の伊那市内にて描いた南アルプス(待ってろ仙丈ケ岳!来夏こそ会いに行くぞ!)。 お次は、涸沢テント場にて穂高の山々をスケッチ。奥穂高へは3度登ったが、また行きたいと思ってしまう(同行者にはいつも迷惑をかけ、申し訳ないが・・・)。 最後は写真だが、「待ってろ仙丈ケ岳!」の思いを載せて(この秋に撮影)。

大森山荘・森の工房 ~森のキノコ

秋の森にはキノコがたくさん顔を見せる。大森山荘の周りにも色々なキノコがある。 まずは工房特製の木製キノコ。枝打ちした木の枝を削って作った(材は柿の木等)。紛らわしい! これは本物の森のキノコ。地元の方が「ジコボウ」と呼ぶキノコで、傘の表面がぬめっていて、傘の裏側は黄色いスポンジ状。これは味噌汁や鍋にするとたいへん美味しい。 「立枯れた木の虫食い穴からコンニチハ!」のキノコ。これは名前わからず、食べません。 木の根元にもひっそりと。これも名前わからず、食べません。 ところで森のキノコは「森の掃除屋」として落葉や枯木を分解して土に返し、森を豊かにする機能を持っている。また、木々と栄養分や水分などお互いに必要なものをやり取りして、共存共栄関係にあるキノコもあるという。そうか・・・人間も見習う点が多い森のキノコでした。

大森山荘・森の工房 ~山小屋登山隊その3 入笠山とソフトクリームに感動、のち反省~

#山小屋登山隊# ***感動の部*** また雨かい!ということで仙丈ケ岳テント泊登山をあきらめ、大森山荘泊で入笠山にピストンすることにした。入笠山(長野県)は標高1,955mの山で、山頂から360度の展望が得られ、南・北・中央の各アルプス、富士山、八ヶ岳、諏訪湖などがぐるっと見渡せる素晴らしい山だ。 今回の登山ルートは富士見方面から入る一般的なルートではなく、伊那側から入るルートのひとつ。以前は登山道が一部廃れてわからなくなっていたが、数年前にこの登山道入口にできた種平小屋の方が整備し、目印テープや分岐点に案内版まで設置してくれたと伺い、久々に登ってみた。   登っていくと、ほっとする絵入りの案内版が設置されている。 森は紅葉が始まっている。   案内板に感謝。ふと、もう「GPS」は必要ないなと思った。というのは、この登山道が整備される以前に、友人(かつ山の師匠)が本格的なGPS機を持ってきて、「道は無くても登るで!」ということで、森を突き抜け、崖や沢を登り降りし、入笠山に登ったことが1回あった。それはワイルドで楽しい山登りだった。 話しがそれたので今回の登山の話しに戻すと、登山道は途中で「法華道」という道に合流する。その昔、法華経が東国へ伝えられたルートだという。この道も地元の有志の方が整備したと聞く。 牧場が見えれば、あと少し! 山頂は平日の曇り空ということで、珍しく誰もいない。 南八ヶ岳が少しだけ見えたが、富士山やアルプスの3,000m級の山々は雲で見えない。甲斐駒ヶ岳の方角から黒い雲がこっちに向かってくるようだったので、急いで下ることにした。 急いでいても逃せないのはマナスル山荘のソフトクリーム! 超美味しい! ソフトクリームを満喫している間に周囲は霧に包まれてきた。おっといけねえ、帰り道を急ごう。法華道までは戻ってきたが、急いだせいか、そこから大トラブル。以下写真撮る余裕無く、文章のみ。 ***反省の部*** 急いだせいか、思いっきりコースアウト。まったく違うところに下りてしまった! 戻ると日没時間を過ぎ、かえって危険なので、このまま間違った道を下りて県道に出て、大迂回して大森山荘に戻ることにした。森の中で夜になった。暗闇の森の中を熊よけの鈴を鳴らし、ヘッドランプの光を頼りに歩いた。かな

大森山荘・森の工房 ~木と紙に描いた肖像画

今年の夏も暑かった。暑さが峠を越えたと思ったら天候不順。ついつい室内で肖像画や静物画を描くことが多くなってしまった。という訳で肖像画を3つ。   この2つの作品はレオナルド・ダ・ヴィンチ風に描いた(つもり)。当工房の代名詞?となった間伐材輪切りに描いたもの。 次はミュシャ風にしたかったのに、まったく違った感じになった作品。 これは私にしては珍しく画用紙に描いた。サイズの合う額縁が無いので、天気がよい日に木で額縁を作ろう! 私見だが日本の天気が年々荒っぽくなってきたと思う。晴れれば日差しがきついし、天気が良いからスケッチブックを持って写生に行くと急に雨。もっと屋外で風景画を描きまくりたいのだが・・・天気を言い訳にしていてはダメか。

大森山荘・森の工房 ~編む&描く (1)

手編みの赤ちゃん用おくるみが出来た(素材はオーガニック・コットン)。クマ(中央)の顔のバランスにひと苦労。使用者がお出ましになるまでは、ぬいぐるみを包んでおく。 次は、無地のオーガニック・コットンTシャツに森の樹を描いた。布用クレヨンで描いたが、力を入れると布が伸びて動くため、キャンバスや紙に描くより時間がかかった。これは赤ちゃん用でなく大人用。洗濯してちょっと色落ち気味。  

大森山荘・森の工房 ~間伐材絵画シリーズ「Rock&RollとBluesへの想い」 

音楽は良い。特にRock&RollやBlues。今回はこれらをテーマにした絵を間伐材に描いた。 Bluesといえば渋いヴォーカル、泣くギター! 栗の木の間伐材輪切りに描いたが、渋い木目も活きる(?)。 次はBluesやRock&Rollにハマった欧州の音楽家の方々に敬意を表して。過激でワイルドな感じを出したかったほうは黒や赤で下塗り。リッケンバッカーのギターとバイオリンベースのほうは下塗りなしで木の色を生かして描いた。材は間伐したヤマハンノキ、クワなど。 このモノトーンの絵もBluesをイメージして描いた。材はシラカバ。 これらの絵を眺めながら、BGMはStop Breakin'~やDizzy Miss ~。 主に間伐した木に描く理由は、地球温暖化への危機感を常に意識しておくため。間伐を適切に行う等の管理が良好な森はCO2吸収効率が上がる。また、間伐した木を燃やさずに使用すれば、CO2が大気中に放出されず固定される。たとえ僅かでもCO2削減に貢献したいと思う。

大森山荘・森の工房 ~イノシシ来襲

#山小屋ライフ# 信州の山の中にある大森山荘。ちょっと留守の間にイノシシにやられた。山荘周りの地面を掘り返し、石垣を崩し、水道管が掘り出されて破損。こうして木の根やミミズなどを食べているらしい。 以前は風呂桶くらいの大きい穴を掘られたこともあったが、ここ数年は山荘近くでの「ご活躍」が無かった。きっと当山荘の生む芸術作品の美しさに感動し、暴れるのを遠慮していたのかと思っていたが、そうではなかった。 ご活躍中の雄姿を拝見していないが、すごいパワーだ。石垣の石をあっちこっちに吹っ飛ばすのもすごい! 鼻と牙でやるのだろうか。 そういえば、走るスピードもすごかった。以前、草刈り機を担いで移動中にイノシシの群れに遭遇し、数m先をすごいスピードで走り抜けられたことがある。あまりのスピードに辛うじて「あー、イノシシだー」とわかった。突進されたら避ける間は無いと思う。もちろんスマホで撮る間も無い。という訳で、今回も、昨年のブログ(「先住民いろいろ」)にも、イノシシの画像は無し。ただ今回はそのパワーの片鱗を見せるイノシシの牙の写真だけでもアップすることにした。 おそらく山でご逝去されたイノシシだと思うが、下あごだけを偶然に裏山で見つけたもの。君のパワーには感服。でも、もう暴れないでね(合掌)。

大森山荘・森の工房 ~「よこはまアトリエ」今なお工事中!

昨年から作品制作スペースを横浜市内につくっているのだが、この夏の猛暑と台風来襲で工事がたびたび中断。柱はセミの脱皮場になってしまった。 セミは元気に鳴いているが、暑っちいーーー! デッキ材を1本カットするだけで汗がすごい・・・。 何だかんだと屋根がかかり、骨格が出来た状態の「よこはまアトリエ」。まだまだ工事は続く。 あと何年で完成するのか自分でも見当がつかない。時間・資金・やる気のある時に、熱中症にならないよう、少しずつ、楽しみながら、トンカン、トンカンやっている。畏れ多くもサグラダファミリアとどちらが先に出来上がるのかという感じ。 そういえば、築20年以上経った大森山荘(信州)も壁紙を貼っていない箇所があるなど、内装はまだ未完成。でも、すっかり信州の森に溶け込んで、森の一部になったように思える。 そうか!、建物も人間と同じで、少しずつ手を加えて積み上げ、変化していくほうが魅力的で、良い味が出るのかもしれない・・・。

大森山荘・森の工房 ~ギターペイントに挑戦

やってみようと思いつつ、先送りしていたギター・ペイントに挑戦。ギターペイントというと個人的には60~70年代のロック系ギタリストがステージで抱えていたカラフルなものが印象深いが、まずはちょっと抑えめの彩色にした(つもり)。 次はアコースティックギターに、こげ茶色のみで渋めに描いた(つもり)。   いずれも女性と花を描いたのは、ギター自体の形・色・雰囲気が柔らかい感じなので、吸血鬼と棺の絵よりは、女性と花の絵のほうが似合うのではないかなと思ったから。 問題は、塗装済の完成品ギターにアクリル絵具で描いても、ギターを弾いているうちに擦れて絵が剥がれてしまうこと。塗装を削って剥がすのはしのびないし、描きなおすのも面倒だ。いっそのこと、ギター作りからはじめるか。