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12月, 2021の投稿を表示しています

大森山荘・森の工房 〜 赤ちゃんのハイハイ

 育児時代にはじっくり眺める心の余裕がなかった が、赤ちゃんのハイハイは興味深い。 芋虫のようにも見えるが、生命力に満ち溢れている。 よく見るとハイハイのスタイルも一人一人個性的だ。 頼んでもじっとしていてくれない人達なのでスケッチ もスピード勝負。写真を撮って修正し、アクリル絵具 で彩色。自作の木製額縁におさめた。 額縁は廃材・端材など古い材料の枯れた風合いが売り だが、中の絵は赤ちゃんの新鮮な生命力が売り!

大森山荘・森の工房 〜 紙に描いたクリスマスリース

 森で入手した木の枝・実・蔓などでクリスマスリースを 毎年作っていたが、今年は諸事情にて製作断念。代わり にクリスマスリースの絵を描くことにした。 最初の絵はイチイの枝と葉のリースをイメージして描いた。 仲良しの女の子へのクリスマスカードにした。 次は山荘の周りで入手した蔓や松ぼっくり(カラマツ)等 で数年前に作ったリースをモデルに描いた。赤や黄の実は 神奈川県産で、色を実際のものより鮮やかにした。 次はモデルとなるリースは実在せず、何となくモフモフ& キラキラのリースをイメージして描いたが、出来あがって みると食物のドーナツのようになった。 抹茶味? 青汁味?

大森山荘・森の工房 〜 森からの贈り物(木の実や枯草の絵を描く)

 秋から冬、樹々は様々な画題をプレゼントしてくれる。 まずは黄色いクサボケの実を描いた。 実が一つ一つ微妙に形が違って、個性があるのが気に 入っている。 描いた後の実は刻んで干してお茶にする。酸味があり、 リンゴのような香りのお茶になる。 次はナンキンハゼの樹の実と紅葉した葉を描いた。 今年は凶作で実を収穫できず、豊作だった昨年のスケッチ に着色した次第。紅葉の葉は今年描き足した。 次は樹ではないが、野草ナギナタコウジュの天然ドライ フラワーを描いた。 葉が落ちて枯れても、倒れずしっかりと地面に立っている 姿に、足腰の老化進行気味の当方は叱咤激励される。 黄色い葉の蔓性植物も一緒に描いたが、これは名前不明。 ナギナタコウジュをさしてある木製一輪挿しは、山小屋 つくりの先輩である大工さんが作ったもの(材料はイチイ の枝)。精巧な仕上げはさすが大工さんの技! *** 木製額縁は当ブログで以前も登場した廃材利用DIY品。 『捨てればゴミ、使えば資源』

大森山荘・森の工房 〜 森でリスを描きたい!

 森でときどき見かけるリス。登山中だったり、枯れ枝の 片付け中だったりで、カメラやスケッチブックを出す暇 もなく、すぐにどこかに行ってしまう。 やむなくネット画像を見て、記憶を頼りにリスを描いた。 これは医療介護系NPOの機関紙の挿絵となった絵。新型 ウイルス禍で大変な業種なので、マスクを装着。 これはクルミをどのようにかじるのか見たことないが、 想像で描いた。信州の山小屋の周りでクルミの殻がよく 落ちているが、パカっと割るのがリス、割らずに穴を あけるのがネズミ、と教えられた。 こんな感じに、パカっと割ってたり、穴があいてたり。 彼らの作業過程を何とか実際に森で目撃したいものだ。 (掲載写真はすべて鉛筆で描いた)