スキップしてメイン コンテンツに移動

大森山荘・森の工房 〜 森からの贈り物(秋・その1)

 森で集めたドングリや木の枝などで小さな人形を作った。

ドングリと言っても、今回使ったのはドングリの帽子部分。

これを木の枝を削って作った人形の頭にくっつけて、髪の毛

にした。うーん…髪の毛のような、帽子のような…。

人形はドングリ帽子をかぶせる前はこんな感じ。

当工房には旋盤がないので、木の枝を工作ナイフで削って

ヤスリがけして作る。いわば手彫りの一刀彫人形。

用途はいろいろ考えているが、まずは以前作ったおもちゃの車

に乗車。ドングリ帽子は左からクヌギ、コナラ、シラカシで、

樹の種類によって形状・模様が様々で、個性的な造形で感心。

眺めているうちに「これを使って人形を作ろう!」ということ

になった。いわば森からの贈り物に触発されて作った人形だ。

(補足1)

ドングリ帽子の収集は仲良しの幼児が実施。その功績に感謝!

(補足2)

冒頭写真に登場した牛乳瓶はドングリ保管用に使っているが、

瓶に印刷された「富より健康」のフレーズが心に響く。

長野で登山後に飲むこの牛乳の美味しさも忘れられない。

(補足3)

シラカシのドングリ帽子を被った人形だけは、ちょうどよい

太さの枝がなく、工作用材木で作った。次は枝で作りたい。




コメント

このブログの人気の投稿

大森山荘・森の工房通信 ~間伐材や廃材を生かす~

#木で作ろう# 間伐木材や不要廃材に絵を描く。 捨てられたり、燃やされて、大気汚染や地球温暖化につながっていた物だって、生活に彩りを与えることができる。これが会社組織から「間伐」された経験がある工房主人からの渾身のメッセージ。 工房看板 (建築廃棄木材利用) 山荘遠景アクリル画 (間伐材輪切り利用) ミュシャ展に感激、感謝! (間伐材輪切り利用) 木目を生かしたサイン (間伐材輪切り利用)

大森山荘・森の工房 ~木彫りのきつね面

木彫りのきつね面をつくった。大森山荘周辺で数回見かけたことはあるが、警戒心が強くてちょっと近づきがたいのが、きつねのイメージ。そのイメージでつくってみた。 お面つくりは初挑戦で勝手がわからないまま、まずは厚めの木の板に下絵を描き、ノコでカットしたり、ノミで彫ったり。まあ何とかなるだろう! 彫るにしたがって、板厚の関係で高さがとれなかった鼻の低さが気になってきたが、何ともならない。苦肉の策で、同じ材木の切端を接着剤で貼り付けて鼻をかさ上げした。 だいぶ出来てきたが、うーん、何だか山犬のような・・・。 表側を彫り終えて、ヤスリをかけたところ。    裏側も何とか彫り終えた。手にマメができた。痛い。次は塗装・絵付け。大好きな楽しい作業だ。 塗装・絵付けして、初回作が完成!。この写真は、きつね→あぶらあげ→きつねうどん→大阪→通天閣・・・という連想に基づいて撮った写真。深い意味はありません。 般若や人物のお面をつくるのはいまいち気乗りしないが、動物のお面は以前から作りたいと思っていたので、次は猿のお面に挑戦予定。まずは大森山荘周辺で顔立ち良いお猿のモデルを捜すことにしよう。

大森山荘・森の工房 ~ウェルカムボード シリーズ3

「ウェルカムボード・シリーズ」の3回目。地域で開催された展示会に出品したもので、画用紙にアクリル絵の具で描き、手製のフレームに収めたもの。 題材は森や山で見かける木苺や山葡萄と、妖精(のつもり)を組み合わせた。最初、妖精はおしり丸出しだったが、恥ずかしいので木苺でおしりを隠した。 フレームは毎度のことだが、廃材再利用(木製)。古い釘穴を木で埋めたが、あえてアクセントとして少し目立つ感じにしてみた。エッジはトリマー加工し、ステイン風に塗装した。