誕生日お祝いなどのメッセージカードを手作りするのは
作る段階から楽しい。そして喜ばれるとすごく嬉しい。
10月は殆どドングリ・リス・野ネズミ・落葉の図柄で
描いたが、例外1枚(画像の通り)。
おしまいに、モデルになったドングリを実物紹介。
ドングリは大きい順に左からミズナラ、コナラ、シラカシ。
帽子部分は全てホンモノだが、実の部分はミズナラだけ
は紙粘土製の偽ドングリ。
理由は、ミズナラが標高の高い山の中の森にあるため、
リスや野ネズミに実の部分を先取りされて、帽子部分
しか拾えなかったため。
山小屋周辺のドングリ拾い競争は熾烈だ。一方、コナラと
シラカシのドングリは下界の公園などで無競争で収集。
コナラとシラカシといえば印象深い話しがある。
『古代より人はシラカシ等の照葉樹林を伐採して農具の柄
等に活用し、伐採後の森はやがてコナラ等の落葉広葉樹の
森に変わり、人はこれを薪炭等に活用して暮らしてきた。』
森と人の関係は現代より濃厚で良好だったように思う。
そんなことを思いながら描いている。
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