古い和風の木製フレームが実家を掃除していたら出てきた。
元は書道をやっていた父が書を入れていたと思うのだが、
作品が見当たらない。
壊れたところを直し、磨いてから自分の描いた絵を入れた。
絵は白い花がタマスダレ、黄色い花がレインリリー。
レインリリーは正式名ゼフィランサス。雨が降るとよく
開花するので、レインリリーというらしい。
木製フレームに話しを戻しましょう!
おもて側・朱色の外枠の内側の平たい部分には極薄の木
が貼られていたが、劣化して退色していたので全部剥が
して磨いたら、木目が綺麗に出た。
修理していて気づいたが、昔(おそらく昭和)の木工
職人の仕事の丁寧さ・緻密さに感心する。本体は歪み
・ゆるみもなく、しっかりしている。
裏側は紙張りだったが、ボロボロになっていて、触ると
崩れ落ちてしまい、何だか粉っぽい感じだった。
修理が面倒で捨ててしまえばゴミとなって焼却又は
投棄される。再生して使えば、けっこう風情のある
木製フレームだ。紙を全部剥がして貼り直した。
襖張りの要領だ。
襖紙をきらしていたので、元勤務先近くのお気に入り
パン屋さんのバケット用紙袋で下地貼り。ご容赦!
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