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6月, 2021の投稿を表示しています

大森山荘・森の工房 〜 ハーブを描く

 庭で生育中のハーブを描き、手製の木製フレームに収めた。 これはイタリアンパセリ。今春、苗を入手し順調に発育中。 パスタやサラダなどの香り・彩り付けに重宝している。 木製フレームは栗の床材の端材を活用して組んだもの。 材の長さがわずかに足りず、一ケ所ツギハギあり。 次はチェリーセージ。赤い花が鮮やかで香りが良い。 調べてみると学名はサルビアミクロフィラ。食用には ならないようだ。 木製フレームは前述の栗床材端材の違う部位で作った。 これはローズマリー。肉料理やピザで大変お世話になっ ている。木製フレームはこれも廃材利用(樹種不明)。 以上、Simon&Garfunkelの曲「Scarborough fair」の歌詞 をなぞって掲載。順番なら次はタイム登場…のはずが、 まだ育成途中にて次回以降に掲載したい。 《補足》木製フレーム 材料は全て建築現場でいただいた端材のため、建築ゴミ の削減(=焼却によるCO2排出量削減)になる。わずか な量だが「チリも積もれば山となる」の精神だ。

大森山荘・森の工房 〜 小さな子供を描く

小さい子供のちょっとした仕草やポーズを絵にした三部作。 1つ目は小さいジョウロで水やりをする男の子を描いた。 実際はシャボン玉遊びの姿だったが、花に水をやる姿に 変更させてもらった。 2つ目は聖母子像をイメージして描いた赤ちゃんと母親。 これも母親の顔の向きを変える等、構図を変えている。 3つ目は花束を抱えた女の子。花束はドクダミ! この絵は人物・椅子・花束・ボール全て別々のスケッチ だったものを1つに統合した絵。小さな子にドクダミを 持たせると多分嫌がるだろうと思い、顔をそむけた構図 にした。 木製フレームは3つとも、いつもながらの自作。 先日掲載したアンティーク調の木製フレームの色違い品 で、表面仕上げ方法も変えている。塗装色と仕上げ方法 を変えるだけでかなり感じが変わって面白い。

大森山荘・森の工房 〜 アンティーク調の木製フレーム

注文をいただいた木製フレーム3個を完成し、納品した。 ご発注者からの要望は、 (1)アンティーク調の箱型木製フレーム (2)色はバターミルク色 (3)キャンバス・画用紙どちらも収められる構造 材料は杉の角材に決定。 次にアンティーク調になる過程を以下概略公開。 まずは角材を寸法にカットし、内側の段差加工後に 接着剤をつけて組み立てる。 接着剤が固まった後、強度を持たせるために四隅に切込み を入れ、クサビのように板(接着剤付)を打ち込む。これ でネジ釘・金具類を使わずに強度アップ。 これまた接着剤が固まったらクサビの出っぱりをカットし、 外周を電動工具(トリマー)でアンティーク調に切削加工。 加工中は粉塵まみれだが、杉材の香りに包まれて心地よい! 最後に表面をアンティーク調にするために、塗装してから 紙やすり等でこすったり、削ったり。あらかじめ雑貨店で アンティーク小物を観察していたので、結構うまく表面を 仕上げられた(と自負している)。 裏側は、枠付きのベニヤ板をはめる構造。 キャンバスを入れる時は枠付きベニヤ板を撤去し、画用紙 を入れる時は枠付きベニヤ板で紙を押さえる、という方式。 発泡樹脂ボード類を使えばもっと単純構造になるが、可能 な限り木材を使うことが大方針なので、これでよし! 乾燥後に宅急便で発送したが、到着後すぐに発注者ご自身 の絵画作品を収めた画像と感謝メッセージを送っていただ いた。すごく喜んでいただき、当方もすごーく嬉しい!

大森山荘・森の工房 〜 ドクダミ

 白い花と緑の葉が美しいドクダミが目につく季節。 まずスケッチ。アクリル絵具で彩色して自作木製フレームに収めた。 花瓶に挿した図を描くのは久しぶり。 木製フレームはブログやインスタでも度々登場している自作 のもの(杉材)。ネジ釘を使わない木組み方式で、周りを ナイフで削って仕上げた。 この絵はドクダミ群落を真上から描いた。 木製フレームはポップな柄が描かれニスが塗られた市販品だが、 柄とニスを削り落として木肌を出してナチュラル仕上げに改造。 次はドクダミをたくさん採って洗って干す(根っこもOK!)。 これをホワイトリカー(35度)に漬け込んで寝かせてドクダミ液 を作り、肌に塗って虫除け&かゆみ止め液とする。 ドクダミ液製作用広口びんのラベルも製作した。ラベルは冒頭の 絵をPCに取り込んで文字を入れて印刷したもの。水に濡れると にじんでしまうのが弱点。