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大森山荘・森の工房 〜木で作った鏡餅&干支ねずみ

#木で作ろう# 半年ほど前に当ブログで、山小屋の腐ったウッドデッキ材を再利用してつくったねずみの置物を紹介したが、今回は鏡餅と干支ねずみを木で作ってみた。 鏡餅とみかんをミカンの木の枝(剪定後に自然乾燥させた材)で作った。餅の上のみかんはアクリル絵具で着色。三方は松と杉の端材を利用(穴はまだあけていません)。 次は木製の干支ねずみの親子、3家族。 干支ねずみは半年前と同じく、腐朽菌にやられたウッドデッキ材の無事だった部分を削って作った。腐ったウッドデッキ材を燃やせば地球温暖化、再利用すればCO2排出量削減(少量だが)。 補足:親ねずみの尻尾はアケビの蔓、小ねずみの尻尾は糸を使用。耳は後付け方式でチュー。

大森山荘・森の工房 ~幼児用「カウチンベスト」完成!

#手編みで作ろう# 幼児用の手編みのベストが出来上がってきた。柄も色合いも良い感じだ。 製作者から「カウチンベスト」だと言われたが、「カウチン」の意味を知らなかったので、ネット検索だが調べてみた。以下のとおり。 「カウチン」はバンクーバー島(カナダ)のカウチン湖周辺の先住民が編んで着た防寒着のことで、動物や雪の結晶、幾何学模様などをあしらったデザインが特徴という。また、「カウチン」の語源は「日の当たる暖かい土地」。確かに機能面だけでなく、模様のデザイン面でも何だか暖かい印象を受ける。

大森山荘・森の工房 〜秋冬の果物を描く

会津の「身知らず柿」をいただいた。その美味しさと立派な姿に感動。食べ尽くす前にスケッチして彩色(アクリル絵具で彩色)。 ネット情報だが、身知らず柿の名は、美味しすぎて我が身を考えずに食べすぎることに由来するという説がある。また元々は渋柿で、焼酎等で渋抜きするという事も知らなかった。 次は台風で甚大な被害を被った信州りんご。絵に描いてからじっくり味わって食べた。 次は大粒だが柔らかくて甘いミカンをいただいたので、これも食べてしまう前に描いた。 リンゴとミカンの絵は、鉛筆でデッサン後、iPadに画像を取り込み、Apple Pencilで彩色したもの。絵の具で描くのも、Apple Pencilで描くのも、どちらも楽しい。

大森山荘・森の工房 〜作品に込めた思い

山で一緒に遊んだ人たちの作品に込めた思いを考える。まず父の書「渺茫」。意味は果てしなく広いさまだが、富を追い求めるあまり大切なことを忘れていないかというニュアンスを書に込めたようだ。当時、経常利益だ時価総額だと言っていた当方にはピンと来ず。 次の花の絵は、山の師匠であるi氏の奥様が描いた絵と文をお嬢様が編集構成した作品。額縁はi氏が木片を組みあわせて作ったもので、完成度が高くて感心する。奥様(今年ご逝去)とi氏とお嬢様の気持ちがこもった温かい作品。 次の星空の絵は当方の作。夜も人が集まり賑やかな近くの山荘へお酒とつまみをぶら下げて向かう途中、見上げると満天の星。嫌なことを100%吸い取ってくれるような信州山奥のひとときを表現したくて描いた。 帰りは酔っ払っているため、星がより一層輝いて見えた。

大森山荘・森の工房 〜木のおもちゃ(パン&ケーキ)

#木で作っちゃおうシリーズ# ままごとに夢中のなる幼児を見て、木製のパンやケーキを作った。これはイチゴのケーキとチョコレートケーキ。幼児が舐める可能性を想定して着色を控えめにした。 着色前はこんな感じだった(機械部品のようにも見える)。 次は焼きそばパン(焼きそばが太すぎ!手抜き!)。  一方、サンドウィッチは無着色のままで完成。木の種類を変えて組み合わせるだけでこんな感じになるので、木は面白い。 食パンは、みみだけ着色した。 以上、果たして幼児がままごとに使ってくれるかどうか。

大森山荘・森の工房 〜秋の花・秋の実を描く

花の香りや色づいた木の実に誘われて、秋の花や実を描いた。 これはヤブムラサキ。秋になると紫色の小さい実を沢山つけるムラサキシキブの仲間。 次はオレンジ色の花が鈴なりに咲くキンモクセイ。色だけでなく、匂いにも誘われる。 ちょっと画風・タッチを変えて、コケモモの実を描いた。秋の山登りで見かける赤い可愛らしい実が印象的だ。八ヶ岳や仙丈ヶ岳の岩場で見かける(採らずに見るだけ!)。 絵は3点とも画用紙に鉛筆やペンで描き、アクリル絵の具で彩色した。

大森山荘・森の工房 〜植物画(3)

9月から10月にかけて野山に咲く花を描いた。 これは紫色の花が咲くツリフネソウ(アクリル絵具で描いた)。 額縁は杉板をカットして、くり抜いたもの(軽くオイルフィニッシュ)。 この絵はツリフネソウの黄花版、キツリフネ(これもアクリル絵具で描いた)。 額縁は仕掛り中だったものを少し手直ししたもの(建築端材をトリマー等で加工)。 野山や土手などでひときわ目立つヒガンバナの花。以前、大森山荘の周りに植えたが、動物に掘り起こされて全滅。今回は川崎市内の森林公園でスケッチし、黒色の紙にアクリル絵具で描いた。この絵を入れる額縁はまだ考案中。

大森山荘・森の工房 〜山小屋登山隊 ☆ 仙丈ケ岳へ

#山小屋登山隊# 9月末に「南アルプスの女王」と呼ばれている仙丈ケ岳(3033m)を初訪問。 大森山荘に前泊して翌朝、車で仙流荘バス停に行き、始発バスで北沢峠へ。  ここから登山スタート。5合目くらいまでは森の中を登る。 六合目くらいから気持ちの良い稜線に出る。疲れが吹っ飛ぶ! 振り返れば甲斐駒ケ岳。その向こうに八ヶ岳。 左を見れば鳳凰三山。はるか向こうには富士山。 小仙丈ケ岳にて一服。目指す仙丈ケ岳を望む。かつての氷河痕(カール)もはっきりとわかる。 昼前に頂上に到着。雨がポツリポツリ・・・。 帰路は雨に降られたけれど、仙丈ケ岳はスケールの大きい、すばらしい山でした。

大森山荘・森の工房 ~編む&描く(2)

昨年9月に手編みのおくるみと絵を描いたTシャツを紹介したが、その続編。今回はその時に残った糸で手編みした子供用カーディガンと絵入りの木製ハンガーを紹介したい。  カーディガンの素材はオーガニックコットン。 次はハンガー。針金を曲げて金具をつくり、本体は木の板(いつもながら建築端材)でつくった。そして、服を掛けても隠れない位置にアクリル絵具で工房渾身(?)の植物画を描いて出来上がり!  子供服用に小さめに作ったハンガーなので、このカーディガンのサイズにピッタリ。 これも子供用に作った絵入りのハンガー。形がヘンだが、端材をそのまま利用したのでやむなし。 絵はアクリル絵具で重ね塗りした。

大森山荘・森の工房 ~木でつくるオモチャの飛行機

#木で作っちゃおうシリーズ# とっくに夏休みは終わったが、UFO、自動車に続き、今回はオモチャの飛行機を木で製作(パイロットは先日、自動車の運転手として作ったもの)。 まずは、飛行機の胴体づくり。2機とも山荘裏のクヌギの剪定した枝を削ってつくった。うち1機は脇枝が出ていたのを切り落とさずにそのまま尾翼として利用してみた。   次は翼つくり。 脇枝を尾翼にした機の主翼はクリの床板端材を削って1枚構造で製作(胴体下からはめ込む)。 もう1機は主翼を左右別々、尾翼も3つ別々につくった(翼の材は同じくクリの床板端材)。 主翼は胴体にダボを打ち込んで取り付け、尾翼は胴体に溝を彫って嵌め込んだ。部品数が多いと製作や組み立てに手間がかかるのを実感! 2機とも接着・固定にクギやネジを使わず、木工用ボンドで接着。 ユーザー(幼児)が舐めたり、かじったりするので、塗装はせず、最小限の模様を描いた(冒頭画像)。今後、植物性油でオイルフィニッシュ予定。 安全性および強度テストがどうなるか楽しみだ。

大森山荘・森の工房 〜夏休み工作シリーズ ★ 車のオモチャ

木でオモチャの自動車を作る。 搭乗者が変わると雰囲気も変わる。クルミ君、安全運転でお願いします。 材料は手元にあるもので全部木質系。  ◎車のボディ・・・内装木材の端切れ、  ◎車輪・・・剪定した木の枝、木の丸棒(カーテンレール端材)の輪切り、  ◎車軸・・・使い古した菜箸、  ◎搭乗者・・・木の実、コルク栓、 ノコギリ・ドリル・キリ・ヤスリ・ナイフで切って、削って、穴開けて、組み立てる。 車軸を通す穴はあらかじめ下穴をあけてからドリル加工。 だいたい出来たところで仮組みして、容姿や走行性能を確認する。 いい感じだ。ここで新加入の搭乗者・コウヨウザン君が試乗してバランスチェック。 あとは面取りと磨き。幼児がかじるかもしれないので、塗装なし。 車軸と車輪の接着のみ木工ボンドを少し使用する。

大森山荘・森の工房 〜夏休み工作シリーズ ★ 小型UFO

アブラゼミの鳴く夏の日、食べ終えたカップゼリーの容器を見て思った・・・これはUFOのキャノピーではないか!!さっそく木の板(端材)に円を描き、UFO本体の制作に入る。 電動糸ノコにて、外形切出し(電動糸ノコが無い場合は手ノコでカット)。 内側にカップゼリー容器がスポッとハマる穴あけ加工(下穴はキリかドリルで)。 内側の穴はカップゼリー容器より少し小さめにあけた後、小刀等でけずってサイズ微調整。 UFOぽくなるように、手ノコで外形をおおまかにカット後、ヤスリで削る。 UFOの底蓋になる部分を手持ちの木の枝で制作(ちょうどいいサイズの枝があった!) 部品揃いました(左からUFO底蓋、UFOキャノピー=カップゼリー容器、UFO本体)。 組み立てて小型UFOの出来上がり。小さい子供が舐めてもよいように、あえて塗装せず。 中の”宇宙人”は紙粘土とクルミ殻で制作してあったものを流用。 補足1:バイキンマンの乗ってるやつもだいたい同じ方法でつくれる。 補足2:電動糸ノコが無い場合は手ノコやキリなどでUFO本体を加工できる(別途紹介予定)。

大森山荘・森の工房 〜夏野菜&梅干し

きゅうり、ズッキーニ、丸なすをいただいた。きゅうりとズッキーニは中央林間から、丸なすは六日町から。早速、絵のモデルになってもらった。 採りたてで早く食べたいが、グッとこらえて鉛筆でスケッチし、ipadで彩色(applepencil利用)。  丸なすは転がりやすいので、角度調整に苦心。巨大ズッキーニとロングサイズきゅうりは実物の迫力が伝わらないかも(ズッキーニは長さ40cm余)。きゅうりは表面ツルツルではないタイプで、艶消しの緑色。そこは注意深く描いた。 ちなみに六日町カボチャもあったのだが、我慢できずに食べてしまったので絵が無い。 さて、こちらの写真は梅干し。土用干しの最中で、赤い色とシワシワ具合いが良い感じになってきた!  シワシワ梅干しもよいけど、漬ける前の青梅(写真)も綺麗だ。そのままでは食べられないけれど。