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10月, 2018の投稿を表示しています

大森山荘・森の工房 ~信州・山のある風景

大森山荘のある信州。山は登って楽しく(正確には苦しくて楽しい)、眺めて楽しい。そんな信州の山を描いた。 まずは、冬の北アルプス。大町市内にて描いた。雪山には登らず、眺めて描くのみ。  次は、夏の八ヶ岳/硫黄岳山頂からの横岳・赤岳・阿弥陀岳(日帰りで1つずつ登ったり、テント泊縦走したりした思い出深い山)。 これは、晩秋の伊那市内にて描いた南アルプス(待ってろ仙丈ケ岳!来夏こそ会いに行くぞ!)。 お次は、涸沢テント場にて穂高の山々をスケッチ。奥穂高へは3度登ったが、また行きたいと思ってしまう(同行者にはいつも迷惑をかけ、申し訳ないが・・・)。 最後は写真だが、「待ってろ仙丈ケ岳!」の思いを載せて(この秋に撮影)。

大森山荘・森の工房 ~森のキノコ

秋の森にはキノコがたくさん顔を見せる。大森山荘の周りにも色々なキノコがある。 まずは工房特製の木製キノコ。枝打ちした木の枝を削って作った(材は柿の木等)。紛らわしい! これは本物の森のキノコ。地元の方が「ジコボウ」と呼ぶキノコで、傘の表面がぬめっていて、傘の裏側は黄色いスポンジ状。これは味噌汁や鍋にするとたいへん美味しい。 「立枯れた木の虫食い穴からコンニチハ!」のキノコ。これは名前わからず、食べません。 木の根元にもひっそりと。これも名前わからず、食べません。 ところで森のキノコは「森の掃除屋」として落葉や枯木を分解して土に返し、森を豊かにする機能を持っている。また、木々と栄養分や水分などお互いに必要なものをやり取りして、共存共栄関係にあるキノコもあるという。そうか・・・人間も見習う点が多い森のキノコでした。

大森山荘・森の工房 ~山小屋登山隊その3 入笠山とソフトクリームに感動、のち反省~

#山小屋登山隊# ***感動の部*** また雨かい!ということで仙丈ケ岳テント泊登山をあきらめ、大森山荘泊で入笠山にピストンすることにした。入笠山(長野県)は標高1,955mの山で、山頂から360度の展望が得られ、南・北・中央の各アルプス、富士山、八ヶ岳、諏訪湖などがぐるっと見渡せる素晴らしい山だ。 今回の登山ルートは富士見方面から入る一般的なルートではなく、伊那側から入るルートのひとつ。以前は登山道が一部廃れてわからなくなっていたが、数年前にこの登山道入口にできた種平小屋の方が整備し、目印テープや分岐点に案内版まで設置してくれたと伺い、久々に登ってみた。   登っていくと、ほっとする絵入りの案内版が設置されている。 森は紅葉が始まっている。   案内板に感謝。ふと、もう「GPS」は必要ないなと思った。というのは、この登山道が整備される以前に、友人(かつ山の師匠)が本格的なGPS機を持ってきて、「道は無くても登るで!」ということで、森を突き抜け、崖や沢を登り降りし、入笠山に登ったことが1回あった。それはワイルドで楽しい山登りだった。 話しがそれたので今回の登山の話しに戻すと、登山道は途中で「法華道」という道に合流する。その昔、法華経が東国へ伝えられたルートだという。この道も地元の有志の方が整備したと聞く。 牧場が見えれば、あと少し! 山頂は平日の曇り空ということで、珍しく誰もいない。 南八ヶ岳が少しだけ見えたが、富士山やアルプスの3,000m級の山々は雲で見えない。甲斐駒ヶ岳の方角から黒い雲がこっちに向かってくるようだったので、急いで下ることにした。 急いでいても逃せないのはマナスル山荘のソフトクリーム! 超美味しい! ソフトクリームを満喫している間に周囲は霧に包まれてきた。おっといけねえ、帰り道を急ごう。法華道までは戻ってきたが、急いだせいか、そこから大トラブル。以下写真撮る余裕無く、文章のみ。 ***反省の部*** 急いだせいか、思いっきりコースアウト。まったく違うところに下りてしまった! 戻ると日没時間を過ぎ、かえって危険なので、このまま間違った道を下りて県道に出て、大迂回して大森山荘に戻ることにした。森の中で夜になった。暗闇の森の中を熊よけの鈴を鳴らし、ヘッドランプの光を頼りに歩いた。かな