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5月, 2024の投稿を表示しています

大森山荘・森の工房 ~ 飛鳥山公園と渋沢栄一

 4月上旬に王子(東京都北区)にある飛鳥山公園に出かけた。 この場所は江戸時代に桜の花見を楽しめるようにと幕府が整備 した所で、明治時代以降、渋沢栄一が邸宅を構えた所でもある。 当日、桜の花は咲き始めで満開ではなかったが、絵に描けば 満開にすることができる。ご覧の通り、絵は便利だ。 飛鳥山という名のとおり、小高い標高25m余りの山で、 山頂には立派な標識もあった(これは絵でなく写真)。 次は公園内にある渋沢栄一関連の史跡を当方の絵で紹介。 瓦屋根の庵は1917年竣工の「晩香廬(ばんこうろ)」。 渋沢栄一が国内外の賓客を迎えるレセプションルーム として使用した洋風茶室とのこと。 白い建物は「青淵文庫(せいえんぶんこ)」。渋沢栄一の 書庫兼接客の場であった建物だそうだ。 建物正面のステンドグラスと外壁タイル装飾が綺麗だった。 緑豊かな時期にまた訪れたいと思った。

大森山荘・森の工房 〜  菅(すげ)の六地蔵シリーズ

 川崎市多摩区から東京都稲城市に至る府中街道沿いに点在 する「菅(すげ)の六地蔵」をシリーズで描いた。 東西に走る街道沿いにポツリポツリと点在しているので、 1箇所ずつ地道に訪れて、合計6枚の絵となった。 まず、イチョウの古木に寄り添う感じのお堂とお地蔵さん。 最も西寄りにある(東京都稲城市矢野口)。 2つ目は格子窓付きお堂に入ったお地蔵さん。ここから 全て川崎市多摩区内となる。 3つ目。唯一、道路の南側に北を向いて建っている。 4つ目。お堂の屋根の棟木の仕様が他のお堂と異なる。 5つ目。数mほど府中街道から脇道に入った所にある。 6つ目。これが最も東の位置にある。 どのお地蔵さんも、かぶり物と前掛けをきちっと つけていて、最初のおじぞうさんは毛糸の帽子を かぶっている。夏は夏物に替えるのだろうか。 いずれにせよ、地元の方々がきちんと管理している のがわかった。 天気の良い日を選んで、3月で回り終えた。よく 歩きました。