4月上旬に王子(東京都北区)にある飛鳥山公園に出かけた。 この場所は江戸時代に桜の花見を楽しめるようにと幕府が整備 した所で、明治時代以降、渋沢栄一が邸宅を構えた所でもある。 当日、桜の花は咲き始めで満開ではなかったが、絵に描けば 満開にすることができる。ご覧の通り、絵は便利だ。 飛鳥山という名のとおり、小高い標高25m余りの山で、 山頂には立派な標識もあった(これは絵でなく写真)。 次は公園内にある渋沢栄一関連の史跡を当方の絵で紹介。 瓦屋根の庵は1917年竣工の「晩香廬(ばんこうろ)」。 渋沢栄一が国内外の賓客を迎えるレセプションルーム として使用した洋風茶室とのこと。 白い建物は「青淵文庫(せいえんぶんこ)」。渋沢栄一の 書庫兼接客の場であった建物だそうだ。 建物正面のステンドグラスと外壁タイル装飾が綺麗だった。 緑豊かな時期にまた訪れたいと思った。
主に神奈川・長野・山梨にて絵を描き木工作品をつくり、山に登り森を歩き、自然と響き合う生活を追求。