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大森山荘・森の工房 〜  ピンチで役立った登山用品

 雪が正月早々に首都圏に積もった。綺麗な雪景色だが…。

積雪は数センチながら、路面の雪が踏み固められて

バリバリに凍ったり、融けて流れた水が道路上で凍って

ツルツルになったり。

通勤だけでなく、朝のゴミ集積場往復さえ転倒覚悟だ。

今回は登山用の軽アイゼン(6本爪)を靴に装着して、

ゴミ捨てと通勤に使った。氷にガッチリ食い込んで坂道

も安心。市販のビジネスシューズ用ゴム製滑り止めでは

滑るケースも滑らず、見た目は仰々しいが役に立った。

そもそも、以前ならこの程度の雪は地域ぐるみで除雪して

通路確保していたが、雪かきの体力を維持している人が減り、

地域の雪かきに無関心の人が増えたという事情がある。

下界の冬も簡易アイゼンが必携になるのだろうか。

そういえば、昨年は地中のガス配管工事があり、都市ガスが

止まった日があった。事前通知があったので登山用携帯ガス

バーナーとコッフェルで麺を茹でてパスタソースを温め、

昼食をとった。大人数は無理だが一人分の食事なら問題なし。

今後は下界の都市機能がマヒした時には登山用品を使えないか

必ず検討するようにしたい。


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