雛人形を出した。
昭和30年代に何年かかけて買い足していったという七段飾り。
さすがに経年劣化するらしく、飾るたびに修理となる。
今年の修理は以下の通り。
🎎内裏様の横にある梅の花の整形修理・色塗り🎎
写真中央が修理・塗装後の梅の花。梅の花だからきっと
赤か白だったのだが、元の色が不明なくらい色褪せていた。
まるで、ぬか味噌漬けのような色だった。形も崩れていた。
まずピンセットで形を復元し、アクリル絵具で彩色。
🎎随身(若武者のほう)の冠の修理🎎
冠の上部が折れてしまっていたので、紙と木片で修理し、
アクリル絵具で黒く塗った。以前は合成漆も使ったが、
扱いが面倒なのでアクリル絵具で勘弁してもらった。
それにしても凛々しいお顔だと思う。正面からの顔立ち
も良いが、斜めから見たお顔もいい!
まだ修理したいものがあったが、当方の眼と頭がポンコツ
で長時間の細かい作業ができない。来年に繰越し!
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