スキップしてメイン コンテンツに移動

大森山荘・森の工房 〜 雛人形

雛人形を出した。

昭和30年代に何年かかけて買い足していったという七段飾り。

さすがに経年劣化するらしく、飾るたびに修理となる。

今年の修理は以下の通り。

🎎内裏様の横にある梅の花の整形修理・色塗り🎎

写真中央が修理・塗装後の梅の花。梅の花だからきっと

赤か白だったのだが、元の色が不明なくらい色褪せていた。

まるで、ぬか味噌漬けのような色だった。形も崩れていた。

まずピンセットで形を復元し、アクリル絵具で彩色。

🎎随身(若武者のほう)の冠の修理🎎

冠の上部が折れてしまっていたので、紙と木片で修理し、

アクリル絵具で黒く塗った。以前は合成漆も使ったが、

扱いが面倒なのでアクリル絵具で勘弁してもらった。

それにしても凛々しいお顔だと思う。正面からの顔立ち

も良いが、斜めから見たお顔もいい!

まだ修理したいものがあったが、当方の眼と頭がポンコツ

で長時間の細かい作業ができない。来年に繰越し!

コメント

このブログの人気の投稿

大森山荘・森の工房通信 ~間伐材や廃材を生かす~

#木で作ろう# 間伐木材や不要廃材に絵を描く。 捨てられたり、燃やされて、大気汚染や地球温暖化につながっていた物だって、生活に彩りを与えることができる。これが会社組織から「間伐」された経験がある工房主人からの渾身のメッセージ。 工房看板 (建築廃棄木材利用) 山荘遠景アクリル画 (間伐材輪切り利用) ミュシャ展に感激、感謝! (間伐材輪切り利用) 木目を生かしたサイン (間伐材輪切り利用)

大森山荘・森の工房 ~木彫りのきつね面

木彫りのきつね面をつくった。大森山荘周辺で数回見かけたことはあるが、警戒心が強くてちょっと近づきがたいのが、きつねのイメージ。そのイメージでつくってみた。 お面つくりは初挑戦で勝手がわからないまま、まずは厚めの木の板に下絵を描き、ノコでカットしたり、ノミで彫ったり。まあ何とかなるだろう! 彫るにしたがって、板厚の関係で高さがとれなかった鼻の低さが気になってきたが、何ともならない。苦肉の策で、同じ材木の切端を接着剤で貼り付けて鼻をかさ上げした。 だいぶ出来てきたが、うーん、何だか山犬のような・・・。 表側を彫り終えて、ヤスリをかけたところ。    裏側も何とか彫り終えた。手にマメができた。痛い。次は塗装・絵付け。大好きな楽しい作業だ。 塗装・絵付けして、初回作が完成!。この写真は、きつね→あぶらあげ→きつねうどん→大阪→通天閣・・・という連想に基づいて撮った写真。深い意味はありません。 般若や人物のお面をつくるのはいまいち気乗りしないが、動物のお面は以前から作りたいと思っていたので、次は猿のお面に挑戦予定。まずは大森山荘周辺で顔立ち良いお猿のモデルを捜すことにしよう。

大森山荘・森の工房 ~ウェルカムボード シリーズ3

「ウェルカムボード・シリーズ」の3回目。地域で開催された展示会に出品したもので、画用紙にアクリル絵の具で描き、手製のフレームに収めたもの。 題材は森や山で見かける木苺や山葡萄と、妖精(のつもり)を組み合わせた。最初、妖精はおしり丸出しだったが、恥ずかしいので木苺でおしりを隠した。 フレームは毎度のことだが、廃材再利用(木製)。古い釘穴を木で埋めたが、あえてアクセントとして少し目立つ感じにしてみた。エッジはトリマー加工し、ステイン風に塗装した。