スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

5月, 2019の投稿を表示しています

大森山荘・森の工房 〜腐ったウッドデッキ材も木工作品に

#山小屋ライフ#木で作ろう# 大森山荘のウッドデッキが腐朽菌にやられたため、昨年は南側、今年は西側を修理。かなり腐っている(トホホ)。腐った ウッドデッキ材を撤去したが、これを 廃棄せず再利用するのが基本方針。 腐った部位を外科手術さながら切除して、大小様々な木片にする。 次に、木片にあいている釘穴をどうするか。周りが黒く腐っている。腐った穴の深さは10cm程。 腐った部分を残すのは心苦しいので、ザクザクと釘穴周辺部分を切除していくうちに、うまく四つ足動物のお腹・脚部のような形になった。形状や雰囲気から判断し、野ねずみの置物に加工。 さらに削っていくと、ウッドデッキ材に浸み込んだ防虫防腐塗料の色が無くなり、木材本来の色と木目が綺麗に出てきた。木の香りまで少し残っている! 20年以上前のレッドシダー材だが、木って素晴らしい素材だと感心した。プラスチックではこうはいかないだろう。 尻尾をアケビのツルでつくり、眼を描いて完成!  ねずみは来年の干支でもあるので、干支の置物として来年あちこちに出没してもらおうと思う。 ちなみに小ねずみのほうは、剪定した松の小枝が材料(意外に加工し易い。尻尾は糸)。 今まで20年以上も信州の山の中で雨・風・雪に耐えて、最近めっきりキツクなった太陽光線を浴び続けながら頑張ってきたウッドデッキ材を簡単に廃棄処分しては、木に申し訳ない。木工作品に生まれ変わらせることができてよかった!

大森山荘・森の工房 〜木彫の兜飾り

5月!  ミニサイズだが、兜飾りを木でつくった。 兜本体は枝打ちした木の枝を利用。その他は建築端材や廃材の再利用。 こんな感じで彫り出した。脇枝もそのまま生かして強度十分! 真田兜もつくった。六文銭は中空の木の枝、鹿の角は木の小枝。 台座は栗の木の枝を黒く塗って、漆塗り風にしたもの。 次は直江兼続の…(無理)。