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6月, 2019の投稿を表示しています

大森山荘・森の工房 ~おばさんの絵手紙

いつも洒落た水彩の絵手紙を送ってくれたおばさんが亡くなられた。 おばさんの絵は静物画から風景画まで、絵手紙でたくさん頂いた。 この風景画好きなんです。おばさんの絵を見て、おっ!腕を上げたな!と思うと、こっちも、よし描いたるで!という感じで風景画をブログに載せたりしていた。おばさん、ありがとう。 おばさんは私の絵をいつも褒めてくれて、うれしかった。 当方がミュシャ展に行き感激して樹の輪切りにミュシャ風に描いた作品をおばさんに見せると、ご自宅の窓辺に飾ってアレンジ。花とミュシャ、いい組み合わせ! これは先月いただいた絵手紙。闘病中なのに、いつもと変わらぬタッチの絵と元気な字で。 弱いところを私たちに見せない強い人だった。 どうか、安らかに。 天国でも絵を描いてるのかな。天国から見ていてね。私はもう少し下界で描いて、頑張るよ!

大森山荘・森の工房 ~植物画いろいろ

身近な植物を描く。 まずはラベンダー。先日入手した明治時代の植物画を配したカードに触発されて描いた。輪郭線を黒いペンで描いてからアクリル絵具で彩色。背景をセピア色に加工し、文字と落款も明治風? 次はドクダミ。虫除け・かゆみ止め・肌の保湿・お茶等としてお世話になっているが、その功績により工房の画題としてデビュー。白い花の咲く時期がよい。鉛筆で下絵を描き、アクリル絵具で彩色。 冒頭のものとは違う種類のラベンダー。葉がギザギザなので描くのに手間がかかった。鉛筆で下絵を描き、アクリル絵具で彩色。 これは家族からプレゼントのApple pencilで描いたラベンダー。Apple Pencil初心者のため、文字も絵もぎこちないのは御容赦下さい。

大森山荘・森の工房 ~山小屋登山隊 古墳と山城跡と里山を歩く~

#山小屋登山隊# 以前ブログに載せた多摩川沿いの中世の山城(小沢城・菅寺尾城)&里山ウオーキングの続編。今回は川崎市多摩区の古墳と山城跡めぐり+里山ウオーキング、というプラン。 まずは東生田にある森に囲まれた日向山(ひなたやま)に向かう。地元の方々の活動でよく整備された雑木林が広がるなだらかな里山。子供たちの描いた注意書きや説明書きに心が和む。 日向山を越え、歩道橋を渡って少し歩くと、古墳(円墳)のある竹林に入る。根岸古墳群だ。 円墳が5基あるらしいが、2基だけ確認できた。4~5世紀の大王の巨大墳墓とは違い、周囲に濠は無いが、この地域の有力者の墓らしい。竹や樹が墳丘にたくさん生え、時の流れを物語る・・・。古墳の丘を下りていったん街に出る。踏切を渡り、坂を登って、今度は枡形城跡に登城。 以前紹介した小沢城と同じく鎌倉時代初期に稲毛一族が拠った山城跡で、現在は森に囲まれた公園になっている。 枡形城跡から森の中の数百段ある長い階段(段数を数えていてわからなくなった)を下っていくと、今度は横穴古墳が繁みの向こうにあちこち口をあけている。 この付近の谷あいに横穴墓は32個あるという(生田長者穴横穴墓群)。遊歩道もばっちり整備! 今回のコース全般、案内板や通路が整備されていて歩きやすい。 本格的な登山も好きだが、今回の里山ウオークも楽しい。古墳や城といった昔の人々の営み・暮らしの痕跡も豊富な、歴史好きにも楽しめるコースだった。さて次はどこに行こうか・・・。